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残念な事 [葬儀のお仕事]

以前にも同ような事を書いたようですが・・・。

あれから我が社も所帯が大きくなり、人の組み合わせがNGという事が、
多くなったような気がします。
ワタシの耳にも悪い噂は、聞こえてきます。

ワタシもすっかり古株のようで、特にNGな人間はおりませんが。
NG出されてるかも知れないけど(笑)

お式を円滑に進めるには、同僚の信頼関係も大事な要素だと思います。

イジメのようなものなら、見つけて一言、言ってやる!!と思うのですが、
そういう事が出来る人間は、絶対尻尾を出さない。
ワタシの目の前では、やらない。

やられている人間からすると「どんべえさんがいれば、絶対やりませんよ~」という事らしい。
ふぅ~ん。そうか。人を見て判断するんだな。

ところがっ!
見つけちゃった!!

理不尽な事を新人に文句言ってるのを。
新人の今やるべき仕事は別の事。

思わず「それ違うよねっ!今、それをやるべきではないし」

それが気に入らなかったのか、その後の口調もなんだそりゃ?ってなもので
これかぁ~皆泣かされるのは。

・・・納得。

一緒に仕事をしたくない、と思われるのは悲しい事ですぞ。
理不尽な文句を言った彼女の、新人時代を知っているだけに残念な事でもあります。
うん。残念な事。

どうか、彼女が気付きますように。
一生懸命仕事を覚えていた彼女に戻りますように。

自分も気をつけなきゃな・・・。
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同級生っていいな [葬儀のお仕事]

同級生とか、本当はずっと無縁のものだと思っていました。

ところが、今日は同級生に声をかけられました。
「どんべえさんだよね?俺、覚えてる?」

えっと、ちょっと太った感じはありますが、覚えてますよ。
クラスメイトですよね。

当家名もそのままですよね。

ワタシ、この地元でクラスメイトと呼べるのは高校の同級生しかないので
こうして同級生と会うって慣れていないので、恥ずかしい。

小学校、中学校は転校しているし。

以前に勇気を出して声をかけた同級生、喪主を務めた同級生。

悲しい場での再会だけど、やはり声をかけてもらえるのは嬉しいです。

葬儀の場に出る機会が増えるようになる年頃になったという事だよね、
とお互いに話ながら・・・。

父もそうだけど、この辺りでは、じぃちゃんばぁちゃんになっても
同級生の絆が強い。

ワタシはこんなに時が経っても、同級生の繋がりがあるんだ、と
いつも感心していました。

何十年も経っても・・・。

無縁のものと思っていたけど、
同級生の再会ってやっぱりいいな、
同級生が近くにいっぱいいる人って羨ましいな、と思ってしまいました。
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忘年会は・・・ [葬儀のお仕事]

仕事納めとなった方もいるでしょう。
ワタシはまだ働きますよ。

会社の忘年会は12月中頃に行いました。

普段、仕事では真っ黒の制服で会っているので、
私服だと個性あふれていて、皆3割増しに綺麗です(笑)

なかなか一緒に仕事する機会がない人もいるし。

フト、今年あったビックリ仰天な葬儀の話になりました。
それが、可笑しくて。笑えない話もあるけれど。

その場では凍り付くような出来事も、今となっては笑い話。
(ごめんなさい。不謹慎で。)

ワタシも「それ、どうやって収めたの?」とか聞きながら。

どんなアクシデントが起ころうと、粛々と式を収めなければなりませんから。

「忘年会」「年忘れ」とはよく出来た言葉です。
凍り付くような場は、出来るだけ忘れたいものです。
強烈な思い出は忘れないけれどね。

では、少し早いですけれど、良いお年を!
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新しい顔 [葬儀のお仕事]

東京都知事も変わりますなぁ。
今年はワタシの住んでいる所では市長が変わりました。

地元の選挙が終わると、当選した方のお名前とお顔をワタシはチェックします。
まぁ、予習ですね。

議員バッジをつけていれば、すぐに分かりますが・・・
ワタシの地元の市議は、葬儀の場では、あまり前に出ない。
議員バッジも外してくるぐらい。
だから顔を覚えておかないと。。

場所・人によっては「どぉ~だぁ」と言わんばかりの所もありますが。

先日、
「この方、見たことがある。バッジつけてる。誰だ?」
ん~。。受付で香典袋の表書きをチラ見。

あっ!新しい市長かぁ~。。
「市長、前のお席におかけ下さい」と案内出来ました。

やはり予習は必要です。
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大人たちに問う [葬儀のお仕事]

今年を振り返ると、良き事もそうでない事も思い出すのですが、
最近は良き事だけを書きたい気持ちでおります。


お孫さん3人。まだ幼稚園生でしょうね。
お花入れの際に、3人とも大号泣。「じぃちゃん、じぃちゃん」と呼びかけます。

そして、出棺の際に一番小さいお孫さんが泣きながら、
大きな声で大人たちに問いかけました。

「じぃちゃん、帰ってくる?」

それを聞いた大人たちは、大号泣。
お子様を皆様それぞれ抱きしめて、

「じぃちゃん、帰ってこないんだよ」
「じぃちゃんとバイバイするんだよ」

言い聞かせました。

死という別れをなんとなく理解できるような、
でもボンヤリとした感覚で、子供たちが受け入れる死。

子供のたちのじぃちゃんが帰ってきて欲しいと願う姿、
また大人たちの子供に言い聞かせる姿に胸がつまりました。

 あまりにその姿に(感動?)動揺して、ちょっと手順を間違えそうになったワタシ。
 修業が足りないですな。

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大正102年 [葬儀のお仕事]

今年も残すところ半月。

この仕事始めた頃は、明治生まれの方を送ったものです。

しかし、最近はないですね。

先日100歳の方を送ったところ、大正生まれ。

そうです。

平成25年は大正で102年。
昭和でも88年。
明治で言うと、146年。

時の流れを感じる今日この頃です。
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愛された白衣の天使 [葬儀のお仕事]

小さなご葬儀が増えています。

規模が小さいからと言っても、送る側の気持ちが比例するわけではない。

仕事の依頼が、『家族葬だけど、家族葬ではない』という
なんとも難しいご依頼。

故人様は若かりし頃は、看護師として活躍し、生涯独身でおられたようで、
ご兄弟様ご家族の同じ敷地内の離れで暮らしておりました。

故人様の遺言で、<家族だけで、静かに質素に送って欲しい>との事だったようです。

でも、ご兄弟ご家族様は、出来るだけの事をしてあげたい、との事で
家族葬用の祭壇ではなく、標準的な祭壇をご希望されたのでした。

故人様の希望とご遺族様の希望を、どちらも叶える。
それも可能。

ご近所様には、家族葬で行う事をお伝えしつつ、
祭壇は標準的な祭壇を使用しました。

故人様の遺言も大切にしつつ、ご遺族様のお気持ちも大切にした葬儀だったような気がします。

お花が好きで、故人様の周りで懐かしい昔のお話をしたり。

誰かが「ほら、話聞いて笑ってるわ」「あら、ほんとだ」

出棺の際には、皆様から「ありがとう」の言葉が故人様に次々と掛けられて。


お婆ちゃんとなった、白衣の天使。
周りの方をとても愛したからこそ、愛された白衣の天使。

素敵なお式で旅立たれました。
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カメラを持つ手の半分でも [葬儀のお仕事]

記念写真?の記事を書いてから4年。

更に、写真撮影が加熱する事があり・・・。どうしたものかと。

最近は、生花など御供物を記録するために、画像を残しておくという、お家もあります。
それは、特に問題ナイと思います。

問題は式中の撮影です。

焼香される方の姿を撮影されたいようで、ずっとフラッシュたきまくり。
目が痛いです。

それよりも、ビックリしたのは焼香台の前まで来て撮影。
・・・って事は、ご住職のほぼ横に来て、撮影。

心の中で「やめて~!!ご住職の領域に入らないで~。読経中ですしぃ」

そんな時、お葬式って何なんだろう?と自問自答してしまいます。

先日は、焼香してお席に戻られる通路を塞ぐように、撮影されていて、
さすがに
「申し訳ございません、こちら皆様通られますので、あけていただいてもよろしいですか?」と
お声掛けさせていただきました。

しかし、ソノ場所が良かったようでまた戻ってきました。

お席に戻られる皆様が、カメラを横切らないように、気を遣われながら歩く姿を見て、
こちらが申し訳ない思いでいっぱいになりました。


カメラを持つその手の半分で良いので、思いやりを持ちませんか?

ワタシもカメラは好きですが、いただけない撮影はしないようにします。
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警察24時 [葬儀のお仕事]

たまたま『警察24時~』みたいな番組が放送されているのをチラっと見たりしました。

・・・と思い出しました。

喪主さんが刑事さんという事でした。

「捜イチの刑事さんだよ」と、どなたかが教えてくれました。

捜査一課の刑事さん。
なるほど。会葬に来られた上司様の眼光も鋭いわけだね。

捜査一課は強盗、殺人、放火、誘拐など
捜査二課は詐欺、横領、背任、選挙違反など
捜査三課は窃盗、スリなど
捜査四課は暴力団担当の事件

最近は捜査四課ではなく、組織犯罪対策課というのが多いのですかね。
昔はマル暴と言われた(今でも言うのか・・・)

この組織犯罪対策課の現役刑事さんの葬儀を担当した時は、

正直、見た目みなさん、コワいんですけどぉ~
・・・という強面揃いだったのを記憶しております。
そんなコワモテな方が、ホロりと涙するのも切ないものです。

家族を想うのと同じように、市民を思っていてくれている警察。
(・・・と、信じたい。信じている。)

<安全安心な暮らし>を支えてくれている事に感謝します。

あと警察官・自衛官の方たちはお辞儀の仕方に特徴があるので、
分かりやすいかも。
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孤独感は自殺を助長する [葬儀のお仕事]

ちょっと重いお話を・・。
『孤独感は自殺を助長する』と書きましたが、

自殺の原因はさまざま。
健康問題、経済・生活問題、勤務・学校問題・・・。

本当の理由は命を絶った本人しか分からないわけで。

もう随分昔の話をしましょう。

通夜に会葬者で来るときには、ほぼお酒臭い方。
比較的、ワタクシには穏やかにお話をしてくれていましたが、
ちょっと攻撃性がある方で要注意、と。
いろいろな方面からのお話だと、職場でも暴力事件などを起こした事があると伺いました。

その方が、親御さんを亡くされ、喪主をされた時も当然、お酒を飲んでベロベロ状態でした。

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